今年は「ギャグ漫画の王様」と称される漫画家の赤塚不二夫の生誕80周年にあたります。それを記念して、明治大学米沢嘉博記念図書館で「赤塚キャラ誕生のひみつ展」が開催されています赤塚不二夫が描いたチビ太、アッコちゃん、イヤミ、バカボンのパパ、ニャロメ、ウナギイヌ、そして作者の赤塚不二夫など、お馴染みのキャラクターが集合した原画をはじめ、各キャラクター誕生の瞬間を描いた原画類なども紹介されています。自身の生い立ちや創作したキャラクターなどについて、赤塚不二夫本人が語る映像もあります。場所は東京・御茶ノ水にある米沢嘉博記念図書館の1階の展示室。それはシャイだった赤塚らしい、きわめて...
「水は方円の器に随う」――。中国の古典『論語』の一節に、こんな言葉があるのをご存知でしょうか。四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円形になる。転じて、人も環境や付き合う人物いかんで良くも悪くもなるという意味です。これって、“器”の本質を突いていると思いませんか? いい器は、そこに注がれた水や盛り付けられた食事を、いっそう魅力的にしてくれるのです。前置きが長くなりましたが、そんな“いい器”をつくる陶芸家、吉田直嗣さんの作品が集まる展示会が開催されます。吉田直嗣さんは、東京造形大学卒業後、陶芸家の黒田泰蔵氏に師事し、2003年には富士山のふもとに築窯。シ...
Pen本誌の「男のハワイ」特集号が発売されました! ページを開けば、すぐにでもハワイに旅発ちたくなる最新情報満載の一冊です。東京でも、原宿を中心に続々とハワイ発のカフェやレストランがオープンしていて、世はまさにハワイブーム。その流れを牽引するパンケーキを中心とした「ハワイ飯」を味わえる期間限定フェアが、7月1日(水)から8月31日(月)まで全国16店舗の「ジェイエス パンケーキカフェ(J.S PANCAKE CAFE)」内で開催されます!フェアの名称は、「アロハ ビーチ パンケーキ(ALOHA BEACH PANCAKE)」。1974年に創業したハワイの老舗店という、今回のために...
軽井沢といえば、避暑地として不動の人気を誇るスポットです。夏休みを先取りしてぜひ親子で出かけてほしいのが、6月26日にオープンした「土屋鞄製造所 軽井澤工房」です。創業50周年を迎える土屋鞄製造所は、そもそもランドセルをつくる工房として職人ふたりでスタートしました。いまでは幅広い世代の職人たちが切磋琢磨しモノづくりを行っていますが、節目の今年、世代を超えて技術を紡いでいく場として、新たに軽井澤工房を開くことになったのです。ここで1点ずつ丁寧につくられるランドセルは、西洋で培われた鞄づくりの文化を継承しながらも、日本の職人技術やおもてなしの精神が込められたもの。人生で一度き...
現在、国立西洋美術館で開催中の『ボルドー展』。約2万5千年の歴史を誇る、ボルドー。ワインの町とイメージしやすいかもしれませんが、フランスの南西部に位置するこの美しい都ではじつに数々の芸術品が生み出されています。この展覧会の見どころのひとつとして、一度は火災をくぐり抜けたドラクロワの『ライオン狩り』があります。猛獣狩りという当時も珍しい光景を迫力あるタッチで描いたドラクロアのこの作品は見どころのひとつです。ほかにもルドンの模写、町にゆかりのある数々の画家や作品の絵画や版画、素描、彫刻などを紹介し、なかにはアキテーヌ博物館からきた『角をもつヴィーナス(ローセルのヴィーナス)』の姿...
完全保存版あなたの知らない男のハワイ日本人だけでなくアメリカ本土、あるいはヨーロッパなど世界中から観光客が訪れる楽園ハワイ。人気リゾートは数あれど、この島々ほど人々に愛され、リピーターが多い場所もほかにないでしょう。なぜ人々はハワイに魅かれるのか。ハワイの何が私たちを呼び寄せるのか。ハワイのいまを体現する最新エリアの情報から、ノスタルジックなティキバー、カスタムのアロハシャツ、ハワイアンが語るハワイの神髄まで。新しいだけじゃない、いままで知らなかったハワイの魅力をお届けします。元倉庫街が、進行形のハワイを象徴する。お洒...
夜、人気のない工事現場。仕事を終えた男がクルマに乗り込みます。次の瞬間、信号待ちをしていた男は逡巡の末、ウィンカーとは別の方向へハンドルを切り、高速道路を進みます。車内の男の元にはあちこちから電話が掛かり、男もあちこちへと電話を掛け、男の置かれた状況がしだいに明らかになっていきます。男の名前はアイヴァン・ロック。大手建設会社の現場監督。どうやら、妻以外の誰かがいまにも出産しようとしているようです。仕事でもトラブルらしきものが発生中。あるいは、犯罪に巻き込まれているのでしょうか......。本作『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』は、クルマの中という1つのシチュエーションで物語が進みま...
シャープで洗練されたかたちに、表情豊かに輝く玉虫色の光沢。かと思えば溶岩を思わせる質感の黒いうつわなど、青木良太さんの作品は、陶芸の伝統を踏まえつつ現代的な感性が豊かに表れています。茶道具からワイングラス、彫刻、インテリアに至るまで、精力的に創作を続ける青木さんは、数多くの海外の賞を受賞してきた注目の若手陶芸家。本展覧会では、今年から取り組みはじめた薪窯で焼いた新作を中心に展示します。釉薬を磁土に混ぜ込む独自の技法や、金、銀、プラチナなどを用いた豊かで鮮やかな色彩は彼ならではの個性です。何万ものテストピースによる研究から提案される様々なスタイルは、陶芸という意識の枠を超え、私たちを視...
植物由来成分と科学の力の融合を掲げるオーストリアのスキンケアブランド「イソップ」。男女兼用で使え、実験用ビーカーのようなボトルや、日本国内にも増え続けている優れた空間デザインの直営店舗も評判です。そんなイソップから、2014年に発売された最初のフレグランス「マラケシュ インテンス」に続き、新作の「タシット」が登場します。東京・青山にて6月18日(木)に、パフューマー(調香師)と本国のマネージャーが来日した発表会が開催されました。ファッション誌のエディターなどを招いた少人数のイベントでは、タシットのロールオンタイプのミニボトルを自分でつくるワークショップも開催され、終始アットホーム...
村上春樹作品の米国版の装丁を手がけ、マイケル・クライトン著『ジュラシック・パーク』の恐竜イラストでも知られる、チップ・キッドをご存じでしょうか?「世界で最も有名なブックデザイナー」「グラフィックデザイン界のロックスター」などと称される、その巨匠チップ・キッドが、グラフィックデザインの“入門書”をつくったら、こうなりました!『GO チップ・キッドのグラフィックデザイン・ガイド』は、オールカラーで全160ページ。1ページ目の文字の置き方から入念につくり込まれた本で、とにかく楽しくて、わかりやすい。「そもそもグラフィックデザインとは何か?」から始まり、フォーム(形)、タイポグラフィ...
17世紀頃からつくられているといわれるバスク地方発祥の焼き菓子「ガトーバスク」。サクサクのサブレ生地に、バスク地方の特産黒さくらんぼのジャムをはさんだシンプルなお菓子です。その本格的なガトーバスク、いや、本場の味を超えるくらいにおいしいガトーバスクが楽しめるお店「メゾン・ダーニ」が6月27日(土)、東京・白金にオープンします。パティシエは、バスク地方ビアリッツの老舗菓子店「Miremont(ミルモン)」や、190年の歴史を持つフランスパリの名菓子店「LA VIEILLE FRANCE(ラ・ビエイユ・フランス)」で修業した経験もある実力派。フランスと日本では使用できる材料が違い、現...
昨年の2014年6月に「モレスキン」がiPhone5、iPhone5s用の手帳型ケースを限定発売するや、人気の高さで売り切れが続出。2015年2月にはiPhone6用にアレンジされたモデルが登場し、再び好評を博しました。そしてこの7月にデザインを刷新し、大型のiPhone6 Plus用やハードカバーもラインアップに加えた新シリーズが一般発売されます!使いやすく、高級感がありながら値ごろな価格帯の稀有なイタリアン・ブランド「モレスキン」。一世紀以上もの歴史があるノートブックをはじめ、バックなどのアクセサリー類も充実しています。前回の手帳型iPhone用ケースでは、ゴムバンドつき定番...