服好きを自認する皆さん、行きつけのメンズショップはありますか? 行くたびに新しい発見があり、「こんな服がほしかった!」と笑顔になれるショップ。高級ブランドや世間の評判に依存することなく、良いモノ、着たいモノ、買いやすいモノを独自の目線で集めて提案するショップ。 2015年5月、東京・表参道駅から徒歩数分の立地に誕生したセレクトショップ「レショップ」は、そんなショップをお望みの人の “It shop” になりそうな注目株です。ただし、ビジネススーツをお探しの人や、仕事からプライベートまでのワードローブ一式を新調したい人には不向きかもしれません。なぜならレショップは、自分のスタイルを持つ大人が、ファッションライフをさらに自由に豊かにするため訪れる場だからです。 レショップのスタッフはこう言い表します、「パリの小さな食料品店が、大きなスーパーマーケットにはない料理好きを唸らせる食材を取り扱うように、ファッション通に向けた買い足しのワードローブを提供する店です」。 Pen Onlineではレショップがオープンするまでの過程を追い、施工途中の様子や、設計を手がけたフランスの設計事務所へのインタビューなどを行ってきました。それらは【後編】でまとめて掲載するとして、今回の【前編】ではまず、気になる取り扱いアイテムをご紹介しましょう。
自然界の風を再現した扇風機「GreenFan Japan」、設置したまま水を注ぎ入れられる空気を洗う加湿器「Rain」、グッドデザイン賞特別賞に輝いた暖房器具「SmartHeater2」など、次々にヒットを飛ばしてきた日本の若い家電メーカー「バルミューダ(BALMUDA)」。空調家電を追求してきた彼らが次なる挑戦に選んだフィールドとは?なんと、キッチン周りの調理器具です!5月27日(水)に、大勢のマスコミを集めた新製品イベントで、その第一弾となる、パンを焼くトースター「バルミューダ ザ・トースター(BALMUDA The Toaster)」がお披露目されました。彼らが「究極の...
スポーツカーは、永遠に不滅です。現代の路上において、スポーツカーの存在意義はあるのでしょうか?人数が乗れず、乗り心地も悪いため「移動の道具」としては不便、「非日常を味わう」にはリスキーで、「見せる」には高価すぎます。ですがスポーツカーには、男の心をとらえて離さない魅力があります。ソリッドな60年代のモデルはレースを想起させますし、70年代のスーパーカーは、まるでポップアートのように斬新です。プロダクトとは思えない美しいボディと、ワクワクする走り・・・・・・男にとってスポーツカーとは、永遠の存在なのです。海外オーナーが語る、愛するクルマのこと...
外で飲むのが気持ちいい季節がやってまいりました。とはいえ都心の屋外となると、どこもビルが景色を遮り情緒はいまひとつ。そこでお薦めなのが、六本木一丁目アークヒルズ サウスタワーの屋上庭園「スカイパーク」に夏季限定で登場したビアラウンジ「ROOFTOP LOUNGE(ルーフトップ・ラウンジ)」です。ロケーションは、都心部の超高層オフィスの屋上としては最大級の規模となる約1000平方mの面積を誇る、開放的な芝生の屋上庭園。六本木・赤坂エリアを眺めることができる場所にありながら、緑や風を感じられる静かな空間です。アラカルトやコース料理、飲み放題なども用意されていますが、ここの目玉...
おなじみNYの宝飾ブランド「ティファニー」の、時計づくりの伝統を紹介する貴重な展示が、いまティファニー銀座本店で行われています。ティファニーといえば、眩く輝くダイヤモンドや美しい銀製品を多くの人が思い浮かべるでしょうが、高級時計においてもやはり長い伝統をもっています。はじめて販売を手がけたのは、いまをさかのぼること168年。創業から間もない1847年のことでした。その後パテック・フィリップをパートナーとしてジュネーブに最先端設備を備えた自社工場を設立、以降、ヨーロッパで最高の技術を取り入れた時計を紹介し続けるとともに、お膝元のNYでは本店のファサードに掲げた大時計が街のランドマー...
ジャケットを脱ぎ捨て、腕元のお洒落がポイントとなるのが夏のファッション。お気に入りの1本を身に着け続けるのもいいのですが、その日の気分で腕時計を選ぶのも夏らしいファッションの楽しみです。そんな夏の腕時計の一本に加えたいのが、6月下旬に発売されるセイコーとナノ・ユニバースのコラボモデル。全国のナノ・ユニバースとオンラインストアのみで購入可能な希少性の高いエクスクルーシブモデルです。ベースとなるのは、50年の歴史を誇るセイコーのダイバーズウォッチで、そこにナノ・ユニバースの感性をプラス。セイコーダイバーズウォッチのヘリテージより強く感じさせるメタルバンドモデルと、ミリタリーテイスト溢れるマッ...
「space」「time」「architecture」——蓮沼執太の個展のサブタイトルには3つの要素があります。彼はそれぞれを、「メロディ」「リズム」「ハーモニー」と、置き換えているそうです。この意味をじっくり考えることはきっと、個展を楽しむ鍵にもなるのだと思います。5月30日(土)から、音楽家・蓮沼執太の個展『作曲的』が、国際芸術センター青森(ACAC)ではじまります。新作と過去の作品が再構成され、ギャラリー内と屋外に展開。今月15日から現地入りして制作も佳境でしょうか。ACACを囲む森を蓮沼自身が歩いて録音した音、青森市民が歌う様子、試験管の中のビーズ状の粒の動きが発するかす...
架空の宇宙空間を舞台に、何世代にも及ぶ壮大な物語を描くSF映画「スター・ウォーズ」。1977年に最初の作品が発表され、劇中に登場するキャラクター、オリジナル・スコアの音楽、最先端の視覚効果などこの映画を構成するあらゆる要素が、映画ファンのみならず広く一般に知られるほどの社会現象となりました。さらにその後、スター・ウォーズはシリーズ化され現在まで6作品が公開、どれも大ヒットを記録しています。新作が登場するたびにメディアがビッグニュースとして取り上げ、ファンは喜びを露わにし、世界が気持ちを一つにする映画、それがスター・ウォーズなのです。 今年12月に待望の最新作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開されます。約半年も先の話ですが、記念の展覧会が開催され、関連グッズも続々と登場しています。ここでは、東京・六本木ヒルズ展望台 東京シティビューで開催中の「スター・ウォーズ展 未来へつづく、創造のビジョン。」と、ファッションブランドが手掛けた服や小物をクローズアップ。六本木ヒルズ内に展示されたアートや、「マイアディダス」のカスタマイズスニーカー、「ユニクロ」のTシャツ、「ナリフリ」のサイクルジャージと自転車、「ミュベール ワーク」の「R2-D2」バックパックをご紹介します。
フェラーリのロードモデルで最も生産台数が多く、人気の高い8気筒ミドシップエンジンモデルだった458イタリアがモデルチェンジし、Ferrari488GTBへと進化。年始の発表からわずか5カ月で日本に上陸しました。1975年に発表された308から40年、ミドシップフェラーリは、常にスポーツカー好きに愛されてきました。エンジンの搭載位置が横から縦に変更になるなどの変更はありましたが、フェラーリにとってはもっとも重要かつ、人気のモデル。モデルチェンジは慎重に行われます。今回のモデルチェンジの最大の目的は環境性能を高めながら、さらなるパフォーマンスを追求すること。そのハイライトはエンジンで...
昨年2月に登場し、圧倒的な音質と異彩を放つフォルムでオーディオ業界の話題をさらった、アステルアンドケルンのハイレゾポータブルオーディオプレーヤー「AK240」。ポータブルプレイヤーにして約28万円という価格も衝撃的でしたが、音質の粒子がとても細かい豊潤な音は、これまでのプレーヤーとは一線を画すものということが誰の耳にも“一聴瞭然”でした。5月29日に発売される新モデルは、その高音質をコンパクトかつ気軽に楽しめるという「AK Jr」。AK240が厚さ17.5mm、重さ185gだったのに対し、こちらは厚さ8.9mm、重さ98gと、ぐっとスリムに仕上がっています。気になる価格は6万円台...
グラフィックデザインを専門に扱い、広告・デザイン界では欠かせない存在となっている場所、「ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)」。6月5日(金)からの約3週間、「ライゾマティクス グラフィックデザインの死角」が開催されます。ライゾマティクスといえば、webやCM、ミュージックビデオでの、立体的でインタラクティブな作品が印象的です。近年ではPerfumeの公演をプロディースするなど、仕事の内容は多岐にわたり、本誌でも世界を舞台に活躍するプログラマー、真鍋大度さんが注目のクリエイターとして連載「アイデアの扉」に登場、クリエイションの秘密を語ってくれました。これまでの彼らの...
世界中の女性たちはもとより、男性からも愛され続けているフレグランス、イッセイ ミヤケ パルファムから今年も夏限定の香りが登場しました。メンズ、レディスの2種類が用意され、パッケージとボトルグラフィックを担うのは、ペーパークラフト・ワークで世界的に注目を集めるロシア人アーティスト、ユリア・ブロドスカヤ。彼女のグラフィックのメイキングフィルムは ISSEY MIYAKE PARFUMS SUMMER にアップされており、その繊細で華やかな作品が出来上がる様子が楽しめます。香りはこれまでにも2007年、11年、14年、15年の「ロードゥ イッセイ」を手がけ定評のあるスペイン生まれのマス...