世界のトップシェフたちの間では、一頭の動物の生命をいただくことに感謝し、鼻先から尻尾まで食べつくす「Nose to Tail(ノーズ トゥ テイル)」というコンセプトが話題になっています。その流れを汲み、パーク ハイアット 東京では5月21日〜23日の3日間、最上階の「ニューヨーク グリル」で、和牛の多彩な部位を用いたメニューが用意されます。昨年2月に料理長に就任したフェデリコ ハインツマン氏は、牛肉大国のアルゼンチン出身。そんなハインツマンシェフが精肉についての深い造詣を生かし、スタイリッシュに仕上げた料理が楽しめるのです。「温かい和牛タンのサラダ」に始まるコースは、「リー...
3月、第4弾に新色が追加になり、Pen Onlineでもニュース記事『 早くも新色が追加! 「マルニ×ポーター」シリーズ第4弾。 』でクローズアップした、イタリアのファッションブランド「マルニ」とバッグブランド「ポーター」とのコラボレート・シリーズ。阪急メンズ東京、阪急メンズ大阪らにある売り場が好調だからでしょうか、間髪を入れずに次なる「第5弾」が登場しました。発売は5月15日(金)予定です。今回はこれまでと、一味も二味も違います。バッグ(3種類)の便利な特長は、トート、ブリーフケースなどすべてが2WAY、3WAYでリュックサックとして使えること。パソコンやタブレット端末、周辺機...
「シーバスリーガル ミズナラ」は、シーバスリーガルのマスターブレンダーであるコリン・スコットさんが日本を訪れた際に、日本人のウイスキー造りの技術、そして繊細な味覚に感銘を受けたことから誕生しました。最大の特徴は、ブレンドの一部を日本特有のミズナラの樽で熟成(マリッジ)させたこと。通常スコッチウイスキーでは使用しないミズナラを用いることで、日本の伝統への敬意を表しているのです。自らもスコッチウイスキーの長い歴史を背負うコリンさんが、伝統文化を力強く守り続ける姿勢に心打たれたという日本の匠たちの仕事。今回、それを体現する3組の現場を訪ねました。帯匠の山口源兵衛さん、太鼓職人の三浦親子に続く3回目は、大阪・岸和田でだんじり彫刻を手がける河合申仁さんです。
杉浦日向子が1980年代に発表した傑作漫画『百日紅(さるすべり)』が、アニメーション映画となって公開されます。天才絵師・葛飾北斎、その三女で絵師のお栄(葛飾応為)、お栄と同じく北斎に師事する善次郎を軸に、江戸に暮らす人々の日常を一話完結形式で描いた原作。映画ではお栄をメインに据え、淡々とカラリとしている一方で優しさも感じる空気感はそのままに、アニメーションならではの大胆な動きや色彩を加えています。ストーリーはあるような、ないような。お栄が北斎と暮らす長屋で絵を描き、父や仲間と丁々発止のやりとりをし、離れて暮らす妹を訪ね、密かな楽しみである火事見物をする――そんな日々が淡々と描かれ...
一年の半分が雪に閉ざされるという、スイス・ジュウ渓谷の山あいにある小さな村、ル・ブラッシュ。1875年に創業という、時計界でも指折りの老舗ブランド「オーデマ ピゲ」の腕時計は、複雑時計のゆりかごと呼ばれるこの地で、いまも生み出されています。銀座の一角に構える「オーデマ ピゲ」のブティックは、その静謐で豊かな世界を体感できる希有な場所です。誕生から約1年、まだ訪れたことがないという人は、まずこのムービーで、その魅力の一端を感じてください。
鮮やかなコントラストカラーが目を奪うコーチの新作、「Water Buffalo」コレクションが発売されます! ブランドの伝統を継ぎ、水牛の革をベジタブルタンニンで薄くなめしたこのコレクションは、”薄さ”によって実現した折り紙のようなフォルムがモダンかつユニーク。ステッチワークを最小限にとどめたスリムなシルエットは実用性が高く、革の自然なアールも滑らかで美しい仕上がり。ライトサドルやブラックといったベーシックなカラーに利かせたポップな色調が楽しげな逸品です。そしてこのコレクションの発表にあわせ、オリジナルムービーも公開されました。ウォーター・バッファローコレクションの証であり、エン...
タイププロジェクト代表・鈴木功さんのクリエイター対談もいよいよ最終回。DELTRO代表の坂本政則さんと、書体デザインの可能性について盛り上がりました。写真:平岩 享 文: 土田貴宏優れた書体をデザインする企業として多くのデザイナーから支持されているタイププロジェクト。創業者の鈴木功さんは、単に美しい書体をつくり出すだけでなく、いかに適切に書体を機能させるかについても考えています。すでに広い場面で使われているタイププロジェクトの書体に「AXIS Font」と「TP明朝」がありますが、今後はその発展形も広く流通していきそうです。今回は、世界的に話題を呼ぶウェブサイトやデジ...
市民主体で首都高の事故を減らすために8年前に始まった「東京スマートドライバー」。放送作家の小山薫堂さんらが発起人となって、首都高の横断幕や標語の募集、銀座での安全パレードなどさまざまなプロジェクトを行ってきました。プロジェクトの象徴的な存在となるのが「ホメパト」と呼ばれるパトカー。スマートドライバーをホメるためにうまれた車両が、3代目となってデビューします。しかも今回はトヨタ86とsmartのスマート電気自動車という、生産国もジャンルも違う2台での登場です。そのデザインも特徴的。「BSフジ 小山薫堂 東京会議」で公募されたデザインは、小山薫堂さん、水野学さん、松任谷正隆さんらによ...
総力特集すぐそこにある、 未来のカタチ子どもの頃に漫画で夢見た家庭用ロボットが次々と登場し、 3Dプリンターが、ものづくりを変えようとしています。生活に欠かせないスマートフォンも、ウェアラブル端末として、さらに進化を遂げるでしょう。 そう、かつて夢見たテクノロジーの数々が、 まさに我々のライフスタイルを変えようとしているのです。この特集では、ロボットをはじめアート、医療、乗り物にいたるまで、 近い将来、実現しそうな技術を一挙に紹介。 さらに、オリンピックに向けて変わる街・東京の未来も占いました。 すぐそこにある未来をキャッチして、...
写真集「島いぬ え!? 私って犬だったの?」(雷鳥社)の作品を中心とする、写真家・阿部高嗣さんの展覧会が新宿のコニカミノルタギャラリーで開催されます。瀬戸内海の伯方島在住の阿部さんは、現在も船舶会社の社員です。彼の写真におもに登場するのは、美しい自然に囲まれた島で成長する3人の子どもたちとジャックラッセルテリアのアロ。見る人の心をホッと温かくする一枚一枚の写真には、阿部さんの家族と島への愛情が詰まっています。取材をしたこの日も、阿部さんは、会社の出張で伯方島から東京に来ていました。貨物船の船長をしていた阿部さんが、ある日、子どもたちを撮るためにふいに手にとったペンタックスの一眼レ...
アートディレクター・コミュニケーションディレクターとして活躍する森本千絵さん。自身もこの夏に出産を控え母となる彼女と、伊勢丹新宿店のコラボレーション企画が、母の日にあわせて4月29日(水・祝)〜5月5日(火・祝)まで開催されます。本館1階=ザ・ステージを中心に、本館各階で森本千絵さん監修のもと企画した婦人服、子供服、雑貨、食品など100アイテム以上が登場。森本さんと彼女が率いるgoen°スタッフにより描き下ろされた絵がウインドウや店内各所に展示され、母の日を通して家族・親子がさらに強い絆で結ばれるような、暖かい空間デザインが伊勢丹を彩っています。また、三越伊勢丹の「マザー...
毎年1月と6月にイタリア・フィレンツェで開催される「ピッティ・ウォモ」は、テーラードやカジュアルはもちろん、靴、バッグに至るまで、その後の流行を占うメンズファッションの祭典です。今年1月に発売された『ピッティ・ピープル』(ビー・エヌ・エヌ新社刊)は、そんなピッティ・ウォモに集まるお洒落なイタリア男たちのスタイルを解説したリアルなスタイルリポート。ショートパンツとジャケットの合わせ方やスカーフの色づかいなどなど、イラストレーター谷本ヨーコさんの独特のイラストともに詳しく解説しています。2014年ピッティ・ウォモの取材をもとに書き下ろされているので、いわば今年の着こなしに役立つ情報が満載。た...