1992年にはじまった『ひとつぼ展』が、2009年に名称を変えて新たにスタートした『1_WALL』展。本展は、写真部門とグラフィック部門に分かれ、それぞれ年2回ずつ開催されています。今月11日、第12回目となる写真『1_WALL』展がスタートしました。日本海沿いの浸食が続く海を冬の夜に撮影したもの、過去の個人の記憶に起点を置いて日常のシーンを映し出したもの、ある女性を3年間にわたり1年に1度撮影をしたもの、恥ずかしがる人物を撮ろうとするたびブレてしまった様子を楽しめる写真など、あらゆる表現が集まりました。13日の公開最終審査を経て、いよいよグランプリが決定となりま...